ボクノハザマ

性別と心と創作をメインにたまに日常のことを書いてます

進捗

前回()から、2回目のメンクリへ。WAIS-Ⅲ(心理検査)を受けに行った。これはいくつか項目別でIQ知能を測る検査で点数そのものより平均との差を比較し、障害の傾向を見極めるものらしい。
ちなみに大学は心理学専攻でこの名前は見かけたが実習で受けたことはなかった…

 この検査を受けた理由は昔から対人恐怖と緘黙を疑っていたこと。就労支援相談でそれを相談したところ心療内科受診を提案されたからだ。学生時代、職場、日常場面限らず人と雑談ができなかった。あるときは話してみたかったんだよ、といってくれる人もいたけどいつも何を話せばいいか言葉が出てこなかった。当時、自分はそれを忙しい環境にかまけていて話せないと思っていたがどうやらそうでもなかった。頑張ればできないわけではないのだけれど、小さな音が気になったり、ホウレンソウも苦手、来客対応もまわりをよくみるようにしていたもののお茶出しなど気づくのが人よりも遅かったり。それを考えるうちにこのまま好きかもしれないことできそうなことで無鉄砲に仕事探しをつづけるのに限界を感じていたのである。コロナ状況下で仕事はおろか、精神的に落ちぶれて病気になる可能性だってなくはない。何年生きられるのかは時間の問題だ。好きと適性は違う。それだったら残りの人生を考えても苦手や弱さを知ったうえで物事判断する方がコスパがいいのではないか。それが一番知りたかったのだ。

検査は2時間弱あって心理士さんと一対一で個室に入る。詳細は割愛するが、言葉の意味を答える問題、パズル、画像の並び替え、計算などさまざま。いわゆる脳トレのようなものだったが使っていない知識は忘れるし、数字関係は昔から苦手で時間かかるのはわかっていた。一通り終了して得意、不得意な部分について簡単な感想を伝えて終了。
メモもとれないから記憶力は問われるところかも。意外にぐったり疲れた。
ただ、担当する心理士との相性もあると思った。今回の女性の心理士は態度がぶっきらぼうで答えづらくもあった。最初に一通り説明はあったのだけど質問が分からないことを伝えると「わからなかったらいってくれていいですから!」と答え待ってたんだよとでもいわんばかりで変な緊張感があった。


あくまでも数値は参考資料の一つ。実生活と組み合わせた上で判断するらしく時間をかけないと現場のプロでも判断難しいのだろう。

正直判断をハッキリさせたい気持ちはある。そういう烙印をもらったほうがいい意味で覚悟が決まるし生きる上でも普通はいらない、あきらめがつく。ただその一方でグレーゾーン寄りではないかなとも半分思う。ネットでもチェックリストを探してはみるもののあまり見つけられなかった。それくらい実際に人を介してみないことには自分では判断はつけられない。

 

次回の通院まで2週間弱ある。
どうなることやら…